
はじめに
「毎月なんとなくお金が減っている気がする…」
そう感じているのに、どこから手をつければいいかわからない。そんな方は多いです。
家計の見直しといっても、節約できるポイントは無数にあります。でも、すべてを一気に変えようとすると挫折します。
私はFP2級・宅地建物取引士・賃貸不動産管理士の資格を持ち、お金にまつわる相談を受けてきた経験から断言できます。
家計の見直しは「順番」が大事です。
効果が大きい順に3つ、解説します。
① 保険料を見直す
家計の無駄で、最も金額が大きいのが保険料です。
日本人は世界的に見ても保険に入りすぎと言われています。月々の保険料の合計を、今すぐ計算してみてください。
よくある無駄のパターン
- 医療保険に入っているのに、貯金が300万円以上ある
- 子どもが独立したのに、死亡保障が高いまま
- 似たような保障内容の保険に複数加入している
日本には高額療養費制度があります。どんなに医療費がかかっても、1ヶ月の自己負担には上限があります。収入によって異なりますが、一般的な収入の方で約8〜9万円が上限です。
貯金がある程度あれば、手厚い医療保険は不要なケースがほとんどです。
まずやること: 今入っている保険をすべて書き出して、月々の合計保険料を把握する。
② 固定費を削る
家計は大きく「固定費」と「変動費」に分かれます。
節約で多くの人がやりがちなのが、食費や日用品など変動費を削ること。でも効果は限定的です。
固定費を1つ削れば、毎月自動的にその分が浮きます。
見直し効果が高い固定費はこちらです。
| 項目 | 見直し方法 | 削減目安 |
|---|---|---|
| スマホ代 | 大手キャリア→格安SIMへ変更 | 月3,000〜8,000円 |
| サブスク | 使っていないものを解約 | 月1,000〜5,000円 |
| 電気・ガス | 新電力・ガス会社へ乗り換え | 月500〜3,000円 |
たとえばスマホを格安SIMに変えるだけで、年間5万円以上の節約になることも珍しくありません。
まずやること: 口座やクレカの明細を見て、毎月引き落とされているものをすべてリストアップする。
③ 住居費を見直す
家計の中で最も大きな支出が住居費です。
賃貸の方は、同じ物件に長く住んでいると家賃が相場より高くなっているケースがあります。賃貸不動産管理士の立場から言うと、長期入居者は家賃交渉の余地があることが多いです。
持ち家でローンを組んでいる方は、住宅ローンの借り換えを検討してください。金利が1%違うだけで、総返済額が数百万円変わることもあります。
賃貸の方のチェックポイント
- 入居から3年以上経っている
- 周辺の家賃相場が下がっている
- 更新のタイミングが近い
このどれかに当てはまる方は、管理会社や大家さんに相談する価値があります。
まずやること: 今の家賃・ローン返済額が収入の何%かを計算する。理想は25%以内です。
まとめ
家計で真っ先に見直すべき3つはこちらです。
- 保険料 → 入りすぎていないか確認
- 固定費 → 毎月自動で出ていくお金を削る
- 住居費 → 家計最大の支出を最適化する
変動費の節約より、この3つを見直す方が圧倒的に効果が大きいです。
一気にやる必要はありません。まず①の保険料から手をつけてみてください。
このブログでは、FP2級・宅建士・賃貸不動産管理士の資格を持つ筆者が、お金で損しないための知識をわかりやすく解説しています。
交通事故とお金の話は▶︎事故被害者のお金の教科書